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事例 07

障害者の就労についての相談

25歳の娘は精神障害があり、しばしば不安や自分自身を否定する強い気持ちを押さえられず、自傷行為に及んだり、窃盗を行い逮捕されたことがある。今は通院しながら自宅で療養しているが、将来働くことを視野に何か支援を受けられないか。

両親

相談内容
精神障害がある娘が就職するにはどうしたらいいですか?

支援のポイント

  • 障害のある人の専門的な支援、就労支援

活用できる機関・団体や制度

  • 区市町村障害者基幹相談支援センター

    障害のある人やその家族の最初の相談窓口

    相談結果(事例)

    障害者福祉サービスについて幅広く助言をしてくれる同センターを紹介。

    両親と訪問し、支援員に相談したところ、就労移行支援事業所か、日常生活に関わる支援もしてもらえる障害者就業・生活支援センターに行くことを提案され、それぞれに後日改めて相談に行くことに。

    ※障害者基幹相談支援センターが未設置の区市町村においては、相談支援指定事業所をご利用ください。
    お住まいの区市町村のいずれの事業所でも相談可能です。
    https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/fukushi_shisetsu/shs_list/index.html
    各時点をクリックし、「第4 障害者総合支援法等 相談支援指定事業所一覧」から、最新の日付のリンクをご確認ください。

  • 就労移行支援事業所

    就労を希望する65歳未満の障害のある人に、就労に必要な訓練や、就労に関する相談・支援を行う機関

    相談結果(事例)

    見学や体験を経て職業訓練に通うようになり、日中、外で活動をすることで生活にメリハリがつき、仕事について前向きに考えられるようになった様子。

    キャリアカウンセリングや応募書類作成講座などを受けながら就職活動を始めたとのこと。

  • 障害者就業・生活支援センター

    障害のある人の就業及びそれに伴う生活を支援する機関

    相談結果(事例)

    会社訪問や本人との面談、雇用後の定着支援も行ってくれるとのことで、本人の自立に向けて安心して相談できる先が見つかったと安堵していた。

    本人も同行し、精神障害のある人も安心して働いている事業所の例などを聞き、就職活動を開始した。

    また、医療機関と連携しながら、日々の生活の困りごとについても相談にのってもらっているとのこと。

本人がいきいきと働ける職場への就労

働き始めた後の不安があり定着支援を受けたい

東京ジョブコーチ

就労後の定着支援やフォローを実施する制度

  • 就職の決定を受けて、職場で円滑に働き続けられるよう、コミュニケーション支援や通勤支援を受けることになった。
  • 担当のコーチがつき、職場にも訪問しサポートしてくれ、本人も安心しているとのこと。

ハローワーク

障害者専門の相談員が職業紹介や職場適応指導などをしてくれます。